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無理をしない「英語」のすすめ

28歳、中学英語から勉強し直し、30歳で英会話講師の採用試験に合格!「私が英語をできないのは、勉強の仕方が間違っていたからだった!」

自分に合った英語教材の見つけ方、教えます。

こんばんは、28歳からの独学で英語をマスターした英会話講師 いづつ京子です。

 

皆さん、英語の教材は何を使っていますか?

 

英語を学びたい人がまず悩むポイントがここだと思います。

本屋さんの英語コーナーに行くととんでもない数のテキストが置かれています。

 

中学英語、高校英語、おとなのやり直し英語、TOEIC

フレーズ集、単語集、小説、問題集…

 

内容もレベルも多岐に渡るこれらの本の中から、「自分に合ったテキスト」を見つけるのは非常に困難です。

 

私も勉強を始めた頃はまずここで躓きました。

 

というわけで、今回は「自分に合った本の選び方」についてお話していきたいと思います。

 

まず、選ぶためのポイントは2つあります。

・ジャンル(日常会話、ビジネス向け、TOEIC、小説…)

・レベル(入門、初級、中級、上級…)

 

特にこの中で皆さんが判断に迷うのは「レベル」だと思います。

 

なぜなら、「自分の英語力がどれくらいのレベルなのか」を判断するのは困難だからです。

 

上では便宜上、「入門、初級、中級、上級」などと書きましたが、実際の本がそのように分類されているわけではありませんし、同じように自分のレベルも客観的に判断できる基準がないのです。

 

では、どうすれば自分のレベルに合った本を見極められるのでしょうか。

 

それは、「1ページの中にどれくらい自分の知らない単語があるか」で判断することができます。

 

前回までの記事で「辞書で調べた日本語訳を本に書き込むな。」という話をしましたが、そもそも「辞書で調べながらでないと読み進められないくらい新出単語の多い本」は自分のレベルに合った本とは言えないのです。

 

「知らない単語は1ページ中1~3個が、自分のレベルに合った本です。

 

「ちょっとまって!そんな簡単な本ばかり読んでたら勉強にならないんじゃないの?!」

 

いいえ、全く問題ありません。

 

なぜなら、「知っている英語」と「使いこなせる英語」はまったく別ものだからです。

 

多くの人が英語を身につけるためには「多くの単語を覚える」ことが必要と考えます。

それ故、「どんどん新しい単語を調べなければ!」と思ってしまうのです。

 

しかし、それは「野球」で例えると、

球の投げ方を教えてもらった後、一回もその練習をしないまま「次の投球フォームを教えてください!」と言っているようなものなのです。

 

英語学習もこれと同じです。

新しいことを覚えることも勿論大切ですが、それよりも大切なことは「今持っている知識を使いこなせるよう練習を重ねること。」なのです。

 

その練習とは、「本をくり返し(声に出して)読む」ことです。

 

何度も何度も読むことで、覚えた単語やフレーズのイントネーション、ニュアンスといった「実際の使い方」を体に染みこませていくのです。

 

そんな時に、知らない単語だらけで辞書をひきながら途切れ途切れに読んでいるようでは、全くお話にならない、というわけです。

 

そして、この勉強方法の一番の利点は、「使いこなせる英語」が増えてくると「英語を読むことへのストレス」が減ってくる、ということです。

 

英語への抵抗感がなくなっていくため、読むスピードもどんどん上がっていきます。

そうすれば、自然と「新しい単語」を覚える機会も増えていくというわけです。

 

いかがでしょうか?

 

「自分のレベルに合った教材を使う」というのは非常に大切なことなのです。

 

皆さんも自分のテキストを見直してみてくださいね。

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おまけ:この本は海外の子ども向け絵本です。

単語自体は簡単なものばかりですよね。

でも、このような文章が自然と口から出る=使いこなせている、かというと…?