英語の勉強を始めたきっかけは、「彼氏がDV男でモラハラ男」だったから。
こんばんは、28歳からの独学で英語をマスターした いづつ京子です。
皆さんが英語をマスターしたい理由って何ですか?
仕事で必要だから?
今より良い仕事に就きたい。
海外に行きたい。
好きなアーティストの作品を原語で理解したい。
など、色んな理由があると思います。
私の場合は、このどれでもありません。
「英語が好き」なわけでも「海外が好き」なわけでも、まして「英語を仕事に活かしたい」と思ったわけでもない。
では、何故28歳で「英語できるようになってやる!」と決意できたかというと、
「20歳の時初めて出来た彼氏がDV男でモラハラ男だったから」
何故、それが英語に繋がるのか?
皆さん、DVはわかると思いますが、「モラハラ」ってわかりますか?
モラル・ハラスメント。
私も、自分の元彼氏がそういう人でなければ知らないワードだったかもしれません。
「ことあるごとに相手のことを否定し、自分が優位に立とうとする。相手を否定することで上下関係を作り、相手を支配しようとする人。」
なんでそんな人とつき合ってたんだって話ですが、大学デビューして出来た「初めての恋人」に浮かれていたのです。
「自分が選んだ人はそんな悪い人なわけない。」と思い込んでいた無知な学生だったのです。
ちなみに、大学生が初恋人で「モラハラ男」「モラハラ女」を掴んでしまうことはよくあるケースのようです。
まだ皆、経験が浅いからかなぁ…。
話が逸れましたが、私はそんなモラハラ男とつき合ってしまいました。
彼はことある毎に私のすることを否定してきました。
「料理の手際が悪い。女失格。」
「大学生のくせに言葉の言い間違いが多い。バカ。」
こんな感じ。
それで「そんなお前を許容できるのは俺ぐらいだよ~」という雰囲気にもっていくわけです。
で、そんなモラハラ発言の一つにこの言葉があったのです。
「大学生のくせに英語も話せないんだ。」
そんな元彼氏とは23歳までつき合っていました。
なんで3年もつき合ってたかと言うと、別れ話をすると殴られるから。別れ話をすると「別れるくらいなら死んでやる!」と狂言自殺をするから。怖くて別れられなかった。
23歳で就職してお金が貯まってきたことと、会社の先輩の助言をきっかけに、彼氏に隠れてマンションを探して逃げるように別れたのです。
その当時、ちょうど私は起業を決意した頃で、28歳で晴れて個人事業主になりました。
それまでは起業準備に忙殺されていたのですが、起業して生活が落ち着いた頃、突然元彼氏との苦痛の日々がフラッシュバックしたのです。
あれから、長年の自炊で料理の腕も上がったし、社会人として一般常識も身についてきた。
今の私は、自分でいうのもなんだけど、立派な大人に成長した。
20歳の頃は確かに未熟で子どもだった。
でも、だからってなんで、あんな男にバカにされて我慢しなくちゃならなかったんだ!
そう思うと急に悔しくて、今更怒りがメラメラと燃え上がってきたんですね。
そして、こう思ったんです。
「あの頃、バカにされてきた料理や一般常識は身についた。」
「でも、英語はまだ出来ないままやん!」
自分の消したい過去、あんな男にバカにされたままの自分でいるのは嫌だ!!
これが、私に「28歳から英語のやり直し」を決意させた理由です。
英語が好き、海外が好きって理由に比べたら、ずいぶんどす黒い理由だと思います。
実は、誰にも言ったことがありません。
今、初めて公言しました(・・;
でも、その結果、私は「英語が話せる」ようになり、「英語が好き」になりました(話せると楽しいから好きになった。)。
その上、英会話講師として「悩んでいる人をサポートできる」なんて楽しい仕事をゲットしてしまったんです。
英語学習を始めるきっかけは人それぞれです。
でも、きっかけが何であれ、「マスターできたら楽しいし、道が広がる。」のは事実です。
皆さんも是非、英語マスターへの道を目指してほしいと思います。